好きなことをいう人たち

こんにちは。弁理士の高山です。

私が、企業勤めして、月給取りだった1990年代後半の頃の話です。

その当時、音声を録音して再生することができるICチップを利用して、いろいろな商品企画をする仕事をしていました。
そのICチップにスピーカーをつけて、注意喚起の装置を作ったり、ICチップが埋め込まれたグリーティングカードを作ったりといったそんな感じの商品企画です。

ただ、なかなか、いろいろうまくいかなかったです。
いろいろな原因があるとは思いますが、企業体質もあるだろうし、私の能力不足もあるだろうし、経営サイドの出資意欲の問題もあるだろうし。

そんなとき、その会社の社長から、知り合いのビジネスコンサルタントと一緒に、市場分析して企画を挙げるようにという指令が飛んできました。
大きな会社なので、直接ではないですが、上司経由できました。

市場分析にあたって、いろいろな業種の方からニーズを聞き取るため、半年くらいの間に、100名近い方とお会いして、直接このICチップを使った使い道として、どんなものが考えられるかヒアリングさせていただきました。

ICチップを使って、グリーティングカードのようなものを展開したいとの会社の考えでしたので、こちらの意図としては、そのような使い道でのヒアリングが中心でした。

販促関係での利用から、ペットショップ、電話通信関係、ブライダル、花屋さんなど、様々な方のお話を伺うことができました。それは、それで、非常に貴重な機会だったと思います。

ただ、みなさん、それぞれ自分の意見をお持ちなので、本当に、好き勝手なことばかり言われました。
なかには、こんな商品駄目だと言われる場合もあれば、高いだ安いだと言われることも多々ありました。
結局、いろいろヒアリングしましたが、回れば回るほど、方向性というのが分からなくなってしまいました。

結局、私の結論として分かったのは、『自分の会社のやりたいことをやったらいいのじゃないか』ということでした。

ところで、そんな活動をしているときに、会社の専務に営業報告書を提出して、返ってきたことがあるのですが、そのとき、一言こう書いてありました。

『いろいろ回っただけでは仕事にはなりませんよ』

まあ、確かにおっしゃるとおりですね。ごもっともです。

とはいえ、社長命令で動いておりますので、引き続きその活動は継続しなければならなかったのですが・・・。

結局そのあと、どうなったのか・・・。そのとき得た結論は、今の自分の血となっているとは思います。
その後の話は、また後日。

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