いよいよ1ヶ月後―弁理士会での研修申し込み(抽選形式)が開始されました!

日本弁理士会での研修の申し込み(抽選形式)がいよいよ開始されました。今回は、下記の開催概要で進める特別な内容となっています。

■演題・内容
『ChatGPTで再構築する弁理士の実務〜発明ブレストからクレーム構成・明細書・中間処理までのAI活用プロセス~(集合)』

生成AIの活用が進む中、弁理士実務にも変革の波が訪れています。本研修では、ChatGPTを活用して行う発明ブレスト、先行技術調査、出願構想整理、クレーム案の作成、さらには拒絶理由通知に対する対応文書作成に至るまで、知財実務の一連のプロセスを段階的に学びます。

講師が実際に日常業務で活用しているChatGPTとの“会話的”な使い方を通じて、弁理士としてAIとどう協働すべきかを具体例とともに体感いただきます。発明構成の言語化や論理構造の整理といった、弁理士業務のコアにおいて、ChatGPTがどこまで知的補助として活用できるかを検証するセミナーです。

※本研修のeラーニング配信はありません。

■講師
弁理士 高山 嘉成(たかやま特許商標事務所 所長)

■日時・会場・定員
日時:令和7年6月28日(土) 14:00 ~ 16:10(休憩あり)
定員:30名
会場:菱野温泉常盤館
長野県小諸市菱平762-2
https://www.tokiwakan.com/
形式:集合

この研修は表面的にはChatGPTの実務活用をテーマとしていますが、その背後には、日本の知財業界をいかに活性化し、盛り上げていくかという重要なテーマが隠されています。

現在、AI技術は急速に発展しています。しかし、知財専門家、特に弁理士がこの変化に追いついていないという状況が目立ってきているのも事実です。この研修を通じて、「今後の日本の知財業界をどう盛り上げていくか」という問題意識を共有し、弁理士の皆さんに対して私自身のささやかな警鐘を鳴らしたいと考えています。

また、研修の効果を最大限に引き出すために、参加者の皆様には予習課題もご用意する予定です。お忙しいとは思いますが、ぜひ課題に取り組んでいただき、当日の研修をより深い学びの場にできれば幸いです。

弁理士としての新たな可能性を共に探りましょう。皆様とお会いできることを楽しみにしています。

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