業務の進め方~小さい達成感と疲労感~

仕事でメールなどのやりとりや、細かい業務の処理で、一日の大半を過ごしているという方も多いと思います。
私の仕事でしたら、
メールや電話、WEBでの相談業務、
秘書が作成した書類のチェック、
商標の出願書類の作成、
特許の調査、
特許出願の書類作成、
図面の作成、
訴訟の書類の作成、
審判の書類の作成、
というように、色々な業務が並行して進んでいますが、どれも、必要な時間は区々です。
日々の相談業務のメールなんかのやりとりでしたら、数分から10~30分くらいで済むことも多いですが、積み重なると結構な時間になります。
一方で、特許出願などの書類作成は、何日もかかって、1週間くらいかかるのは普通で、時には、お客様と色々練りながら進めて何ヶ月も1件にかかるということがあります。
普通の会社さんの表現を使うとすると、特許出願が中ぐらいのプロジェクトになって、訴訟は数年単位の最も大きなプロジェクトという感じになります。

みなさんそうだと思いますが、短い時間で済む業務が、大きめのプロジェクトに必要な業務時間を割いてしまうということに日々陥りがちです。
プロジェクトが遅れるというだけでなく、日々の疲労感もどんどん溜まっていきます。

あーこれをしないといけないのに、出来ていないなあという感じですね。

色々私も悩んでいて、最近、ある本を読んでいたところ、やった業務について、小さいことでも、その都度、達成感を感じるようにすればよいというようなことが書いてありまして、すごく腑に落ちるところがありました。
メールでの相談業務でも、一つ一つ終わった毎に、達成感を感じるようにすれば、確かに、疲労感というのも軽減しますし、他のプロジェクトの進捗にも良い影響を与えるような気がします。

また、大きめのプロジェクトでも、日々少しずつ、ここまで出来たという達成感を感じるようにすると、メンタルも安定します。

私の場合は、一日の時間の中で、何を何時から何時までやったか記録するようにしていますが、その記録もしっかり付けて見直すことで、達成感も感じやすく、メンタルも安定してきます。

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