H29.12.5に、日本弁理士会近畿支部・大阪弁護士会主催による「弁護士と弁理士による勉強会(第6回)」にて、「『技術的範囲の解釈の基本』について、知財高裁平成28年10月26日 (接触端子事件:島野製作所 vs Apple Japan)を例に考える」(演習)をテーマに、発表をさせていただきました。
拙い発表内容でしたが、ご参加いただきました、弁理士と弁護士の先生方には、厚く御礼申し上げます。
講義の冒頭に、技術的範囲のの解釈の基本の一般論を説明させていただき、その後、検討する判例の概要を説明して、グループディスカッションの課題を説明しました。
約60分のグループディスカッションでは、主に、出願経過による技術的範囲の解釈への影響や、地裁と高裁での判決の結論の相違について、議論していただきました。
その後、各グループより、発表を行ないまして、勉強会後、場所を移して、懇親会となりました。
勉強会では活発な議論が行なわれ、懇親会も盛り上がりました。
今回の勉強会にあたりまして、委員の先生方には、いろいろご助言をいただきまして、ありがとうございました。