AIを使うけど、品質が揃わないのは、システムが原因ではありません。

AIを使うけど、品質が一定にならないとか、従業員毎で出力が違うとか、それは、システムが原因で、AIの活用の仕方をグループ内で共有できるようにシステム、ツール化しましょう、ということが言われます。

本当に、ツール化したり、共有できるようにして、解決する問題でしょうか。

AIの出力を理解する人のスキルが高まらない限り、出力を評価することもできないのではないですか。

特許の実務であれば、明細書を自力で作成できる能力、中間処理を処理できる能力が高まっている前提で、AIを使えば、効率的に、自分の思い通りの明細書や補正書、意見書を素早く仕上げることができます。
しかし、その能力がなかったら、いくら、AIの使い方を共有しても、アウトプットを評価できないので、いつまでたっても、品質が揃うことはありません。

大事なことは、基本です。明細書の作成能力、中間処理の能力、これを高めないといけません。
それは、従来通り、自分が汗水垂らして、苦悩しながら、文章を作成したり、引例と本願発明との比較を行ったりして身につくスキルです。

その遠回りをしない限り、AIは導入したが、結局、能力は高まらないということになりますね。

システムの問題ではないんですね。

そして、最後に、お伝えしたいのは、「AIは、上級者のツールである」ということです。
上級者が使うからこそ、AIは、その真価を十分に発揮できるのです。知識がない人、スキルが低い人が、AIを使っても、AIの言いなりになっているだけで、高品質なアウトプットにはならないと考えます。

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