商標調査入門~3. 商標調査 ~類似群コードの決定方法~

3.  商標調査 ~類似群コードの決定方法~

では、ここでは、指定商品「文房具」に商標「ヨシナリ」を付すという前提で、先行商標の調査を行いましょう。

まず、指定商品に割り当てられている「類似群コード」を見つけなければなりません。
この類似群コードというのは、類似する指定商品・役務の範囲を示すコードです。

IPDLの「商標検索へ」の「商品・役務名リスト」を開いて下さい。
この画面の「商品・役務名」に、「文房具」と入力して、「検索実行」をクリックします。
私が検索した時は、70件のヒットがありました。

「リスト表示」ボタンをクリックします。
すると、「文房具」という文字を含む商品名が多数表示されます。
その中に、単に、「文房具(Stationery)」との記載を見つけることができると思います。
そして、類似群コードとして、25B01が割り当てられていることを確認できると思います。

ここで気になるのが、「文房具」という商品に類似する商品は何かということだと思います。
これを確認するには、まず、「文房具」の属する区分が何類であるかを確認しなければなりません。

先ほど、類似群コード25B01を検索した画面上で、区分という表示があると思います。
すると「文房具」には、「16類」が割り当てられていることが確認できると思います。
そして、「商標検索へ」の「商品・役務名リスト」を開いたページにある「類似商品・役務審査基準」を開けて下さい。
そして、第16類のPDFを開けて下さい。

すると、「文房具類」として、類似群コード25B01が割り当てられていることが確認できると思います。
そして、その四角枠(短冊といいます)の下に、文房具の具体例が示されていると思います。
これらの例の商品は互いに類似する関係にあります。
先ほどの例で示したように、「鉛筆」と「ボールペン」とは類似することが分かると思います。

さて、短冊の直下に「第2類、第8類、第9類、第24類」という記載があると思います。
これは、他類間類似というもので、第16類以外の類に、類似群コード25B01が割り当てられている商品が存在することを示しています。
たとえば、「第2類」のPDFを開けてみれば、商品「絵の具」に25B01が割り当てられていることが確認できます。

すなわち、「文房具」と「絵の具」とは類似するという関係になります。

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